2006-05-14   sun

踏み込めないまま朝を迎える

「きれいだった花の色 なんとなく覚えてる
言葉はいらないって時がくるから
君は何処かで
きっと笑顔になって 誰かといま 囁いてる」

CDを聴きながら、薄暗い部屋でコーヒーを飲んでいた。

**************

「こういうふうに、僕はものごとを、あらかじめ自分が傷つかないように傷つかないように
そういう心構えでいる。」

**************

「言葉がつまるのは、いろいろ考えてしまうからなんだよ。」

**************

そして、その人はいつのまにか僕の横に居て、ゆっくりとなだめるように僕の頭をなでるのだった。
僕はその手を思わずはらいのけた。なんでかはわからない。
そうしたら、たちまち煙のように消えてしまって、ほんとうにびっくりした。


これはすべて、僕がぼうっとしている間の出来事だった。

2006-05-14 19:19
コメント
永瀬 さん  2006-05-15 02:31

そして、僕は眠るように呼吸をする。
部屋の隅は、積もった吐息でずいぶん息苦しかったから。
言葉をなくした僕の部屋には、どうやら朝が来たみたいだった。
うすぼんやりとした光は、僕の睫毛が作り出しているのだった。

すべてはうたかたの夢だったろうか。

椎名麻子 さん  2006-06-10 13:26

長くレスしていなくて本当にごめんなさい。
このどうしようもないひとりごとのような日記に、すてきな文章を添えていただいて嬉しく思います。

なるべく読んでて楽しいようなもの書きたいんですがー(>_<)性根が弱い人間なのでどうも。

永瀬 さん  2006-06-20 22:27

ていうか、こちらこそ勝手にレスしてすみませんすみません(;;
このまままた消されちゃうのかなーとか思ったら勝手にパチパチと指が動いておりました。こういう椎名さんの文章好きなので、なんか勿体なくて…。一種の保守?w

楽しいことばっかりの人生は理想ですが、そうは問屋が卸さないですからね…。嗚呼、問屋よ…。
先生! やっぱりガス抜きって大事だと思いますっ! …ってことでお気になさらず!(何が何やら

コメントする









名前、アドレスを保存しますか?